多機能型事業所

施設の特徴

多機能型事業所あすなろでは、就労継続支援B型と生活介護の2事業を行っています。
就労継続支援B型では、清掃や事務作業などの作業訓練を通して就労を目指しています。
また、作業訓練だけではなく、日常生活や社会生活訓練を大切にし、働く力を身につけて頂きたいと考えています。
生活介護では製麺班、印刷班、軽作業班に分かれて作業を行い、生産活動を通して社会参加する場を提供し、ご利用者様が働く喜び、働くことの大切さを実感できるよう支援しています。
また、季節ごとに様々なレクリエーションを行っており、気分転換となっています。
こういったレクリエーションも大切にしながら共に働く仲間としての絆を深めていきたいと感じています。

4月
(お花見)

4月(お花見)

5月
(ピクニック)

5月(ピクニック)

7月
(外出レク)

7月(外出レク)

10月
(運動会)

10月(運動会)

12月
(クリスマス)

12月(クリスマス)

1月
(新年会)

1月(新年会)

実演食
(年4回)

実演食(年4回)

避難訓練
(毎月)

避難訓練(毎月)

※行事は毎月行うご利用者様主体の「あすなろミーティング」をもとに行うため毎年行事が変更になることがあります

就労継続支援B型

活動内容

就労継続支援B型は主に多機能型事業所あすなろの館内清掃を行っています。
トイレや食堂等、あすなろを利用する皆様が快適に過ごせるよう清掃場所を分担し清掃マニュアルを基にした掃除を行っています。
また、軽作業や事務補助作業、ポスティング等の作業訓練は多岐に渡ります。
業者さんとのやりとりや、ポスティング時の外部での挨拶、時間を守ることの大切さ等、就職するための様々な力をつけ、自ら『こうなりたい』という思いをもてるよう支援しています。

●清掃

清掃

●事務補助作業

事務補助作業

●軽作業

軽作業

●車椅子清掃

車椅子清掃

●洗車

洗車

●ポスティング

ポスティング

1日のスケジュール

一日のスケジュール

生活介護

活動内容

生活介護ではご利用者様の希望を基に、製麺班・印刷班・軽作業班1~3班に分かれて作業を行っています。自らのステップアップや経験のために1年毎に作業班を異動することもでき、幅広い作業がご利用者様の自信につながっています。
また、軽作業班においては、班の垣根を越えて多種多様な作業を行うことができるため自分に合った作業や新たな能力を再発見することができます。

製麺班
あすなろ麺 製麺班
あすなろ麺 製麺班
あすなろ麺 製麺班

製麺班では本場讃岐仕込みの製法で、あすなろ麺を製麺しています。
小麦粉、塩水のみで製麺した無添加麺はもちもちとした食感がくせになる一品です。
モンドセレクションにおいては4回金賞を受賞しており、あすなろ麺は品質においても大きな自信をもっています。
また、地域から愛されるあすなろ麺は、豊中市のふるさと納税返礼品に選定されておりご好評を頂いております。
「障がい者施設でも、世界に認められる製品を作ることができる」
本場の讃岐職人顔負けの製麺班のご利用者様は毎日毎日、喜びと誇りをもって日々うどん作りに励んでいます。

印刷班
印刷班 名刺作成
印刷班 パソコン作業
印刷班 パソコン作業

印刷班ではハガキや封筒や名刺作りから、各法人・施設で使用する帳票の構成や印刷地域の福祉新聞や事業所のパンフレットの印刷や折り込みを行っています。
また、印刷班のご利用者様がオリジナルでイラストを描き、作成したあすなろカレンダーは「毎年これを飾らないと1年が始まらない」という程生活の一部としてとけこんでいます。
印刷室内に広がるインクのにおい、大量に印刷される紙のにおい、カチカチとなるパソコンの音等印刷室に入ると、そこはもうプロフェッショナルが集まる町の印刷屋さんのようです。

印刷のご注文はこちらから
軽作業班
軽作業1班(タオル作業)
軽作業1班(タオル作業) 袋詰め
軽作業1班(タオル作業) たたむ作業
軽作業1班(タオル作業) 袋詰め

取引業者さんから入荷されたタオルを10枚に束ねたり、指定のたたみ方を行いタオルを袋にいれテープを止めたりとタオル作業といっても工程が膨大にあります。
その時の入荷のタオルによって向きも折り方も違う為、いつも新しいことの連続で「このタオルかわいい」や「この生地高そうやな」と作業とはまた違った点を楽しめるのはタオル作業のおもしろさでもあります。
タオル作業を終えるとタオル生地の糸くずが服にたくさんついていて、「タオルがんばったから!」と勲章のように見えます。

軽作業2班(ステップル作業)
軽作業2班(ステップル作業)
軽作業2班(ステップル作業)
軽作業2班(ステップル作業)

ケーブルステップルという部品をご存じでしょうか。
名前に馴染みはありませんが、暮らしの中を見渡してみると、あちらこちらに見えるケーブルを止める部品、それこそがケーブルステップルです。
あすなろのステップル作業ではクッションという部品と釘を刺し、ケーブルステップルを作り上げる作業をしています。釘は先端が鋭利となっていますが、軍手やグローブをし指先を器用に使い仕上げていきます。長年の感覚でどこまで差し込めば良いか指先の力ひとつでわかっているご利用者様もおられ、まさに職人技です。

軽作業3班(資材回収作業)
軽作業3班(資材回収作業)
軽作業3班(資材回収作業)
軽作業3班(資材回収作業)

豊中市から「再生資源集団回収」の許可を得て空き缶や段ボール等の回収に取り組んでいます。回収した空き缶はアルミ缶とスチール缶に分別・洗浄し、専用の機械でプレスしていきます。また、空き缶のプルタブ(開栓時指を掛けて引くつまみ部分)を集め車椅子と交換する活動をされている団体と協力し、プルタブ集めも行っています。
集めたプルタブが車椅子として贈呈するまでには、プルタブ200万個、ドラム缶にして9杯必要となり、あすなろは必要なプルタブ数の4分の3を回収することができました。

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一日のスケジュール

一日のスケジュール