防災訓練を実施しました。
宝塚地区は平成25年から福祉避難所開設訓練や発災直後の特養職員の行動訓練や参集職員訓練を行ってきましたが、この数年はコロナ禍の状況で思うような訓練が出来ず、久しぶりの訓練となりました。
祝日の日中(9:45)に発災した想定で、特養、デイサービス(送迎・入浴・フロア)や訪問看護・介護、そして28年開設の地域密着型サービス事業所「結愛ガーデン」、Waiwaiコミュニティあいわの3拠点の訓練と対策本部との連動訓練が実施しました。地域包括支援センターは地域の関係機関との連携による地域住民の安否確認訓練に加わりました。余震を想定するなど細部にわたる訓練をしたことで、課題や問題点が浮き彫りになり、BCPに盛り込む内容などを確認することができました。
続いて佛教大学の後藤至功先生に「社会福祉施設・事業所のBCP〜学ぶ教訓!活かす実践!動くBCPを創る〜」というテーマでお話をしていただきました。私たち法人が立ち止まってしまったら、地域の皆さんを助けられなくなってしまうこと、災害が発生したら私たちは平常時以上に利用者受け入れが待っていること、世の中の状況は常に変化しており「あの時はこうだった」は通用せず、常に時代を見据えて地域のニーズに応えていけるよう、地域と連携をとりながら備えておかねばならないことを再確認いたしました。
後藤先生をはじめ地域の諸団体の防災へのご協力により、このような大変な取り組みに長年継続して行えていることに感謝しております。